枝垂れ桜と清浄庭
◆独り言、雑感/◆歳時記と花鳥風月
4年ほど前に、弘法大師卍浜名湖岸八十八ヶ所霊場というモノを知りウロウロと
ウォーキング(徘徊)したことがある。
その時に佐鳴湖畔にある龍雲寺さんに立ち寄った。
先日、その龍雲寺さんの前を通りかかったおりに、枝垂れ桜が見事に
咲き誇っていたので、カメラを向けていると、
「 よ~やっと咲いたわね~ 」
と、散歩のおばあちゃんに声をかけられた。
で、桜を愛でていたら・・・、
ん?
なんと、当時は普通の寺だと思っていたが4年経って、境内がもの凄~いことに
なっていることに気付いた。
それは以前は、無かった本堂の手前には枯山水庭園(平成の小堀遠州作)と、
本堂左手には水琴窟が造られていた。
そして、江戸元禄期に建立されたという本堂の裏手、遊歩道を散策していると、
落差15メートルの滝に出くわした。
滝つぼは池になっていて、そこには色鮮やかな錦鯉たちが泳いでいる。
この、金色のデカいヤツを「 将軍 」と(勝手に)呼ぶことにした。
庭園開放時間は9:00~16:00、9千坪もあるという境内はちょっとした癒しの
テーマパークだ。
―――龍雲寺。
また、散策に訪れたいお寺である。