先日、活けた藤の花。
酒が好きな、藤の花。
思いの外、酒が少なかった(どんだけ酒好きなんだ?)のか僅か一日で
あっさりと萎れてしまった。
それにひきかえ小手毬は酒などなくても咲き誇る。
一枝だけでは寂しそうなので、再び園芸家のオープンガーデンを訪れた。
すると、気前の良い園芸家は「 好きなだけ持って行け 」、とおっしゃる。
小手鞠は下戸なので活けるには水だけでよろしい。
白く小さな花が丸く集まり、手毬のように咲くことから、
「 小さな手毬 」で「 小手毬 」になったそうだ。
生け花の材料や茶花として利用されている。