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昭和とバブルの影法師とザ・カスク・オブ・白州

◆絶滅危惧酒/◆独り言、雑感/◆WHISKY
株価は高騰、地価も暴騰。
巷には札ビラが飛び交い、あぶく銭に浮かれていた。
夢か現か幻か・・・。
振り返ればたしかに存在したバブル。

いつまでも続くはずがないのに、いつまでも続くと思っていた日々。


我々は何か熱病に浮かされたかのように、狂乱の中にいた。
あの時、いつか踊りが終わるなどと誰が予想できただろうか。

泡沫が弾けた後に、強烈な痛みを味わったにもかかわらず
未だに折に触れ、我々日本人はあの時代を懐かしむ。



さて、楽しかったよな~、・・・などと
昭和とバブルを臭わせる描写が増えだした朝ドラの「半分、青い」。



チョイチョイぶっ込んで来る矢吹ジョーやゴアに萌えては、オヤジになったと語らう。
そんな夜に相応しきウイスキーは・・・、



THE CASK of HAKUSHU ザ・カスク・オブ・白州1989シェリー樽 125/453



コイツは1989年(昭和64年・平成元年)、日経平均最高値を記録した同じ年に
仕込まれた原酒である。

蒸留:Nov./1989、瓶詰:Apr./2005
ヨーロピアンオーク:シェリー樽
近江エイジングセラー:63%:700ml

美味いな~・・・、
影法師とウイスキーは、今なお我々の心を擽(くすぐ)り続けている。

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BAR ル・ランティエ
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