己に還る酒 ◆独り言、雑感 2011.08.24 8月は死者の月だという。今年の彼の夏は、公私において辛いことが重なった。未来の見えない硬直した現状の閉塞感が、約1ヶ月間彼から、外でのお酒を遠ざけた。しかし今夜は、ボタニカルの高いロンドンジンのオン・ザ・ロックとアブサン&ウォーターの入ったグラスが空になる深夜には、徐々に肉体と精神の弛緩をもたらし、己れに還っていく。棄てた一粒の柿の種生えるも生えぬも甘いも渋いも畑の土のよしあし Tweet