忍冬(スイカズラ)とミント
◆独り言、雑感/◆COCKTAIL/◆歳時記と花鳥風月
梅雨明け。
ハニーサックル、忍冬(スイカズラ)の甘い香りも嗅ぎおさめ。
夏に咲き誇るから冬に耐え忍ぶことができるのか、スイカズラ。
スイカズラの花言葉は愛の絆。
その愛の絆、忍冬が主原料の酒、忍冬酒。
あの徳川家康公が愛した薬味酒、忍冬酒。
戦国時代、浜松の酒蔵元、神谷権兵衛が忍冬(スイカズラ)を漬け込んだ忍冬酒を
造り上げ、当時、浜松城に住む家康公に献上したという。
健康に気遣う家康公は、ことのほか喜び愛飲されたことで浜松名物となった。
スイカズラ(忍冬)にはデトックス効果があり、家康公が健康長寿を全うした要因の
一つに、この酒が挙げられている。
忍冬酒は昭和18年(1943年)まで、濱名納豆と並び浜松の名産品として全国に名を
轟かせていた。
さて平成の世、全国に轟かせたいのは、赤備えのカクテルだ。
乱世を生きた女地頭を偲ぶカクテル直虎も飲みたいけど、モヒートも
飲みたいという欲張りなゲストには・・・、
直虎モヒートを!
だけど忍ぶという字は難しい
心に刃を乗せるのね
時々心がいたむのは
刃が暴れるせいなのね~♪