Shirley Temple
◆乱読観聴備忘録/◆COCKTAIL
―――やすらぎの郷のバー・カサブランカ。
浅丘ルリ子の手元には、カクテル、シャーリーテンプルのグラスが・・・、
レモンのかつら剥きが美しすぎて、自然と目が入ってしまうのは病的な性(サガ)か。
小道具のカクテルが美しいってのは、バー監修がバーテンダー協会だからね。
当然といえば当然ですな。
カウンターの内側、バーツールもプロ仕様・・・、こういう細かいところに
脚本・倉本氏のコダワリがチラホラ伺えますな(画像がピンボケで失礼)。
さて、1930年代の有名な子役女優 シャーリー・テンプルにちなんだカクテルは
タンブラーにらせん状にむいたレモンの皮を入れ、端をグラスの縁に掛ける・・・、
氷を入れ、グレナデンシロップ20mlを注ぎ、ジンジャエールで満たし軽くステアする。
くるくるしたかつら剥きレモンは、彼女のくるくるとカールしたヘアーからイメージ。
キュートな少女の名前がつけられたカクテルは、そうノンアルコールである。
先日、夫婦で来店され、シャーリー・テンプルをご注文の奥さまもキュートだったな。